EaseUS Data Recovery Wizard(イーザスデータ ·リカバリ ウィザード)というデータ復元ソフトを使って、完全削除したファイルを復活できるか実験していきます。
このページの目次
実験方法
7種類のファイルを作成
まず上記画像のように、画像や動画など7種類のファイルを作成します。1番上のフォルダにも同様に7種類ファイルを入れました。(サブフォルダも含めて復活できるか気になりましたので…。)
フォルダごと完全削除
先程作った7種類のファイルをフォルダごと完全削除します。完全削除すると、ゴミ箱を通さずにファイルを完全に消せるんですよね。
ファイルやフォルダを選んで、ShiftキーとDeleteキーを同時に押せばOKです。
復元ソフトで完全削除したファイルを復活できるか?
ここからEaseUS Data Recovery Wizardの出番です。完全削除した7種類のファイルをどれだけ復活できるか試します。では実際にインストールしていきます。
インストール編
以下のページよりEaseUS Data Recovery Wizardの体験版がダウンロードできます。
参考 EaseUS Data Recovery Wizard FreeEaseUSダウンロードしたファイルを開くと、以下のインストーラが起動します。
「今すぐインストール」を押すだけで以下のようにインストールできます。
利用規約で気になる3点
先程サラッと流しましたが、利用規約を読んで3点気になりましたので紹介します。
本製品体験版は、どなたでも15日間使用することができます。
1点目です。体験版は15日間使えるんですね。
エンドユーザーは自己の責任において本製品を使用するものとします。
2点目です。もし操作ミスなどでファイルが復活できなくなった場合、責任は負いませんということですね。
お客様のハードウェア・ソフトウェア環境設定やお客様がEaseUS製品をどのように使用したかなど、自動的に収集されます。しかし、お客様の氏名、アドレス、電話番号、キー入力、などの個人情報は一切収集されません。
3点目です。個人情報は収集しないが、ソフトをどのように使ったかは収集するようです。
詳細は以下の利用規約よりご覧ください。
参考 EaseUS®製品に関する使用許諾契約書 (EULA)EaseUSスポンサーリンク
データ復元編
インストールも終わったところで、完全削除した7種類のファイルをどれだけ復元できるか試していきます。
ドライブまたはパスを選ぶ
まず復元したいファイルがあるドライブを選びます。細かくパスを指定することも可能です。今回はCドライブにあるフォルダを完全削除したので、パスを指定しました。
復元できるファイルをスキャン
場所を選んだら右下のスキャンボタンを押します。その後、以下のように復元できるファイルがあるかどうか、スキャンしてくれます。
復元したいファイルを選ぶ
最初に完全削除したフォルダを見てみると、1つだけテキストファイルがありました。早速これを選んでリカバリーボタンを押してみると、見事テキストファイルを復元できました!
しかし、実際に開くと文字化けしています…。
そもそも、今回作ったテキストファイルには1文字も入力していません。よって、このファイルは関係ないみたいです…。
実験結果
結果、完全削除したファイルは全て復元できませんでした。体験版でも製品版でも結果は同じです。今回は実験なので良いですが、本当に復元したいファイルが復元できない…となればさらにショックを受けると思います。
しかし、復元できるファイルは14万ほど見つかりました。
そのため、全く復元できないわけでもないようです。
「どうしても復元したいファイルがある」
「ダメ元でも良いから使いたい」
そんな方におすすめできるソフトですね。
ダウンロードはこちらからどうぞ。