キーボードの打ちやすさはこれで決まる!2つのポイント

キーボードを打つ人

土井仲

こんにちは。突然ですが、「このキーボード打ちにくいなあ」、「店で触ったときとなんか違う…」と思った経験ないですか?キーボードの打ちやすさが変わる2つのポイントを紹介しますので、よかったら参考にしてくださいね。

打ちやすさが変わる2つのポイント

  • キースイッチ
  • キーボードを置く場所

2点目に関してはキーボードを買い換えなくても試せるので手軽にできておすすめです。
ここからは2つのポイントそれぞれを説明します。

キースイッチ

キースイッチとはキーボードの構造のことです。スイッチが変われば打ち心地も変わります。大きく分けて以下の4種類があります。

  • メンブレン
  • パンタグラフ
  • メカニカル
  • 静電容量無接点

メンブレン

メンブレンキーボードの例

メンブレンキーボードの例

amazonより引用

よく見かけるタイプのものです。かんたんな構造で作られているため安く入手できます。打ち心地は製品によって若干違いますが、メンブレン→メンブレンに買い替えたとしても劇的な変化は得られないと思います。

メンブレン式の特徴
キータッチの重さ
(3.0)
打鍵音
(3.0)

パンタグラフ

パンタグラフキーボードの例

パンタグラフキーボードの例

amazonより引用

ノートパソコンのように平たいタイプです。キーを押したときの深さが浅いため、静音性と少ない力でタイピングできるのがメリットです。デメリットとしてはキーとキーの隙間がない製品が多く、ミスタイプが増えてしまうことです。

パンタグラフ式の特徴
キータッチの重さ
(2.0)
打鍵音
(2.0)

メカニカル

メカニカルキーボードの例

メカニカルキーボードの例

amazonより引用

複雑な構造で作られているため高価ですが、「カチッ」としたクリック感がある製品や、「スコッ」としたクリック感のない製品など様々な打ち心地があります。商品名に赤軸や青軸など○○軸と書いているのがこのタイプです。軸によってキーの重さや打鍵音が大きく変わるためパソコンショップなどで試打するのをおすすめします。以下はソフマップにおいていた試し打ちキーボードを参考にして書きました。

赤軸の特徴
キータッチの重さ
(2.0)
打鍵音
(1.0)
茶軸の特徴
キータッチの重さ
(3.0)
打鍵音
(3.0)
黒軸の特徴
キータッチの重さ
(4.0)
打鍵音
(1.0)
青軸の特徴
キータッチの重さ
(1.0)
打鍵音
(4.0)
緑軸の特徴
キータッチの重さ
(4.0)
打鍵音
(5.0)

静電容量無接点

静電容量無接点キーボードの例

静電容量無接点キーボードの例

amazonより引用

静電容量の変化によって入力を検知するキースイッチです。名前のとおり接点がないため、耐久性が非常に高いです。また「スコッ」とした独特の打ち心地がやみつきになります。ただしその分値段が高いです。商品によってキータッチの重さと打鍵音が変わりますが、表に表すと以下のようになります。

静電容量無接点式の特徴
キータッチの重さ
(2.0)
打鍵音
(2.0)
※商品によってキータッチの重さは1~3、打鍵音も1~3まで変わります。

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キーボードを置く場所

キーボードを置く場所によって打ちやすさと打鍵音は変わります。私の経験をもとにして例を紹介します。

2000円の机に直置きして打つ場合

  • 打鍵音が響いてうるさい
  • キーの反発力が少ない
  • 店頭で試打したときと感覚が違う

机に小さなアクリル板を敷き、その上に置いて打つ場合

  • 打鍵音は響くが音自体は小さくなる
  • キーの反発力が高くなりタイピング速度が上がる
  • 店頭で試打した感覚に近い

机に厚さ1センチほどの書翰箋(手紙を書くための紙)を置き、その上に置いて打つ場合

  • 打鍵音が響かなくなる
  • キーの反発力が下がりタイピング速度が下がるが、優しいキータッチになる
  • 店頭で試打した感覚とは少し違う

このようにキーボードの下に何かを敷くだけで打ちやすさは改善できます。傾向として、アクリル板や金属板など固いものを置くとキーの反発力が上がり固いキータッチになります。逆に書翰箋や印刷用紙、本など柔らかいものを置くとキーの反発力が下がり柔らかいキータッチになります。これを知ってからホームセンターに行くのが少し楽しくなりました。100均でも何かしら役に立つものはあると思いますのでよかったら試してみてください。

Q&A

打ちやすいキーボードを使うと何が変わりますか?

指や手首の痛みを軽減したり、ミスタイプが減ったり、ゲームのスコアが上がるといった効果が期待できます。また、打つこと自体が楽しくなったり打ったときの音が快感になったりもします。そして、打っていてストレスがないので余計なことに気を取られず作業に集中できます。